こんにちは。もこです。
最近パソコンを買い替えたんですが、複数のパソコンを比べる時
ずっとあやふやなまま、なんとなーくわかったつもりになっていたスペック用語を一つ一つ調べるのが結構大変でした。
というわけで今回は、過去の私のように
「わからない言葉を一つ一つ調べるの疲れるし、難しく書いてあってよくわからない」
という方に向けて
- ややこしいパソコンのスペック用語を
- 最低限知っておきたい基本を抑えつつ
- なるべくわかりやすく簡単に
解説していきたいと思います!
CPU(Central Processing Unit)
CPUは、パソコンでいう「脳みそ」の部分。
CPUの性能が良ければ、その分難しい仕事や並行作業(マルチタスク)がさくさく出来るイメージですね。
CPUを作っているメーカーはIntel(インテル)とAMDがありますが、メジャーなのはIntelですね。
「Intel、入ってる」ってCM最近見ないですが、あれです。
CPUの性能はどこを見ればいい?
私が買ったパソコンのCPUを例にして見ますね。
例:Intel(R) Core(TM) i7-8550U (1.80GHz-4.00GHz)
(R)とか(TM)は米国の特許が関係しているそうで、スペックとは特に関係ありません。
マルチタスクが多いならCore i5 以上推奨
Intel製のCPUをざっくり性能順に並べると
ネットサーフィンやメールだけならCore i3でも十分ですが、同時にいくつもアプリケーションを開く(音楽聴きながらネットで調べ物しつつOfficeで資料作るとか)であればCore i5以上は欲しいところ。
ちなみに、例で出した Core(TM) i7-8550U の「8550U」の部分ですが
数字(8550)はその型番の世代を表していて、数が大きいほど高性能。
アルファベット(U)は製品のカテゴリーを表しています。
最後の (1.80GHz-4.00GHz) の部分は「クロック周波数」と言って、こちらも数字が大きいほど情報の処理が早いと言われています。
…が、大きすぎると発熱しすぎるという問題があるので、最近のはどれも大差ないようです。
GPU(Graphics Processing Unit)
CPUによく似ているGPUですが、こちらは「グラフィック処理の専門家」。
パソコンでゲームを遊ぶのがメインなら必須の機能です。
高性能CPUを搭載しているパソコンでも、このGPUの性能が良くなければリアルな描写がウリの3Dゲームなどを快適に遊ぶのは難しいでしょう。
「グラフィックボード」はGPUを搭載する基盤のことですが、GPUとほぼ同義くらいの捉え方でいいと思います。
「ビデオカード」「ビデオチップ」「グラフィックカード」などなど、呼び方がたくさんあってややこしいですが指してるものはみんな同じで、グラフィック機能のこと。
GeForceとかRadeonがありますが、ゲームを快適に遊ぶならいずれにしても最高クラスのものを選んだほうがいいようですね。
メモリ(RAM=Random access memory)
はい出ましたー。
RAMだのROMだのややこしくてしょうがないですよねほんと…
とりあえずRAMは、よく「メモリ」と表記されている部分です。
じゃあメモリとはなんぞや?というと、こちらはよく「机の広さ」に例えられます。
どんなに頭のいい人でも、机に本一冊広げるくらいのスペースしかなかったら仕事なんて捗りませんよね。
つまり、頭の良さ(=CPUの性能)を活かすためにもメモリの容量は大きい方がいいと言うことです。
「デュアルチャンネル」ってなに?
またまた私が買ったパソコンを例にしてみます。
例: 8GB DDR4 SO-DIMM(PC4-19200/4GB×2)
ざっくりですが、DDR4とかPC4-19200の部分は、数字が大きいほどいいやつらしいです。
問題は最後の「4GB×2」の部分。
全体が8GBなのはなんとなくわかるけど、4GB×2ってなに?といいますと
一度に転送出来る情報量が多い=性能が良い
この仕組を「デュアルチャンネル」と呼びます。
デュアルチャンネル=両利き みたいなイメージが近いでしょうか。
ストレージ(ROM=Read only memory)
じゃあROMってなんぞ?というと、これはスマホでもよく聞く「ストレージ」という部分。
じゃあストレージって??と言いますと、こちらは「引き出しや本棚の大きさ」に例えられます。
パソコンでは、「HDD」や「SSD」がこれにあたります。
HDD(Hard Disk Drive)
「ハードディスクドライブ」はさすがに大丈夫ですかね?
HDDの中には円盤の記録媒体があって、CDやDVDのようにデータを記録したり読み込んだりするたびにディスクを回転させます。
回転数の単位はrpmで
となります。
例えば、1TB(5400rpm)というHDDがあったら、容量が1TBで回転数が5400ですね。
しかしこれも、回転数が多ければ多い程いいというわけではなく
などのデメリットがあります。
容量の大きいデータを頻繁に読み書きしないなら回転数はそんなに多くなくても大丈夫ですね。
SSD(Solid State Drive)
こちらは「ソリッドステートドライブ」。
他の用語に比べるとあまり聞き慣れない人もいると思います。
基本的な用途はHDDと同じですが、HDDに比べると
- 発熱や消費電力が比較的少ない
- 読み書きがHDDよりかなり速い
- 作動しても(回転するものがないので)うるさくない
- 衝撃に強い
などのメリットがあり、どんどん普及してきています。
パソコンの起動に必要なOSや、ゲームのクライアントなどをSSDに乗っければ起動時間が短縮出来たりするってわけですね。
一方でデメリットとしては
- HDDより高価
- HDDほどの容量がない
- 万が一壊れてしまったらHDDよりデータの復旧が難しい
などがあります。
まとめ
いかがでしたか?
今まであやふやだった用語が少しは整理出来たでしょうか。
今回の内容を簡単にまとめると
- CPUはパソコンの脳みそ
- GPUはグラフィックの専門家
- メモリ(RAM)=机の広さ
- ストレージ(ROM)=引き出しの大きさ
でした!
この記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。