「気をつけていても毎年なっちゃう」人必見!正しく予防してしっかり熱中症対策

汗をかくペンギン健康・医療

こんにちは。もこです。

実は私、仕事を始めてからほぼ毎年熱中症になっております…

弊社も例にもれず慢性的に人手不足なので、倒れる度に職場に迷惑をかけてしまっていました。

一度だけならまだしも、さすがにこれはいかん!

と、梅雨が明けて暑くなる頃からはしっかり水分補給するように気をつけています。

しかし、どれだけ気をつけていても、冷房の効いた涼しい部屋の中でも、なっちゃう時はなっちゃうんですよね…

自分では十分気をつけているつもりなのに

「体調管理がなってない」とか
「いい年して社会人としての自覚が足りない」とか言われて

身も心も『ばたんきゅ~』な辛い夏をひたすら耐え忍んでおりました。

そこで今回は、私のように

  • 水分はちゃんと意識してとってる
  • 寝不足にならないように睡眠時間に気をつけてる
  • 日中はなるべく冷房の効いた涼しい部屋で過ごしている
  • 服装はおしゃれより涼しさ重視

それなのに、なぜか熱中症になっちゃう!

これ以上何をどう気をつけたらいいの?!

という方のために、熱中症対策で陥りがちな「落とし穴」と、正しい対策方法をご紹介していきます。

今年こそ暑い夏に負けないぞ!という方も

今年は一段と暑くなりそうだから気をつけよう!という方も、ぜひご覧ください。

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「水分補給はちゃんとしてる」実はそれ、逆効果かも!

✖良くない水分の例
  • お茶(緑茶、紅茶、烏龍茶など)
  • コーヒー
  • アルコール(ビールなど)

「水」はなんでダメ?

いやまあ、さすがにわかりますよね。

「塩分や糖分も一緒に取るのがいい」 って話です。

でも、頭でわかっててもいざ茹だるような暑さになると、甘ったるいジュースやスポーツドリンクよりさっぱりした水やお茶が飲みたくなってしまうもの。

かくいう私も、スポーツドリンクなどは甘すぎて口の中が粘ついちゃって、イマイチ「水分補給した」感がないのでついつい水だけ飲んでしまっていました。

そんな人にぜひ試してみてほしいのは、最近話題の「経口補水液」。

普通の水とは違い、塩分や糖分も入っており水分補給に適した飲み物として作られています。

ただこれ、コンビニやスーパーなどの実店舗では取り扱いが案外少ないのと、あくまで水分補給のことを最優先に作られてるので味はイマイチなのが難点。

脱水起こしている時は逆にめちゃくちゃ美味しく感じるそうなので、熱中症になりやすい方は体調のバロメーターとして時々飲んでみるといいかもしれません。

ペットボトルタイプより粉末タイプの方が安いし場所も取らないのでオススメ。

ちなみに、自宅でも計量スプーンなどがあれば簡単に作ることが出来ます。

経口補水液の材料(水1Lの場合)
  • 塩:3g
  • 砂糖:40g

これだけ!

半量(500ml)の場合は塩と砂糖も半分にしましょう。

理科の実験とかが好きだった方は試しに一回自分で作ってみてください。

生理食塩水と違って厳密に計らなくても、大体の比率が合ってればOK!

味が大丈夫そうなら日頃の水分補給に取り入れてみてくださいね。

(私は残念ながらダメでしたが…笑)

「お茶」「コーヒー」「アルコール」はなんでダメ?

「お茶」「コーヒー」「アルコール」

この3つに共通するものは?

なんで熱中症対策にはダメなんでしょうか?

答えはズバリ

利尿作用があるから」。

アルコールやカフェインが含まれる飲み物は

飲んだら飲んだだけ尿として出ていってしまう=水分を補給したことにならない

ということです。

「キンキンに冷えたビールは最高!やっぱ夏はコレだね!」

と、居酒屋や自宅に着くなり汗を拭う間も惜しんで流し込むのが好きな方は要注意。

熱中症のことを考えるなら「とりあえず生で」は禁物です!

たくさん汗をかいて脱水してるところにアルコールを流し込み、さらにおつまみで塩分過多…

思い当たるフシがある方は今日からやめましょう

どうしてもお酒が飲みたいなら、先に水やソフトドリンクで十分「水分」を取ることを心がけてください。

特に熱中症になりやすい方は「お酒で『水分補給』は出来ない」と肝に銘じてくださいね。

また、お茶やコーヒーに含まれるカフェインにも利尿作用があります。

緑茶、紅茶、烏龍茶などは製法が違うだけで、茶葉から作られているのは同じ。

なので、どれも多少の差はあれカフェインが入っています。

しかし、「麦茶」だけは名前の通り「麦」から出来ていて、カフェインは入っていません。

 

◎良い水分の例
  • 経口補水液
  • 麦茶
  • スポーツドリンク

腎臓病糖尿病の既往がある方は、糖分や塩分の摂取量に人一倍気をつける必要があるため、必ず主治医に相談するようにしてください。

喉が乾いてから一気飲みしてない?

私自身も普段あまり水を飲まない方なので「水分補給しなきゃ!」と思い立ったその時にまとまった量を一気に飲んで、またしばらく経ってから一気飲み…という水分補給の仕方でした。

水分補給の鉄則は「喉が渇く前に、こまめに少しずつ」です!

具体的には、大体15分おきに一回くらい。

ほんの2,3口含んで口内を湿らせるくらいの感覚でいいんです。

そんなしょっちゅう水分補給してたら仕事の効率悪くなる!トイレも近くなるし…

はい、気持ち痛いほどわかります。

私も接客業なので、わざわざお客さんから見えないところでこっそり水分補給するのは面倒だしトイレにもなかなか抜けられないしで、頭で分かっててもなかなか実践出来ない一人でした。

(今では積極的に水分補給してるし隙あらば他のスタッフに任せてトイレ行ってます)

でも、一番大事なのはお客でも会社でもなく、自分のからだです!!

自分の身を守るための行動を満足に取らせてくれない職場なら、命に危険が及ぶ前に真剣に転職なり部署異動なり検討しましょう。

「睡眠時間に気をつけてる」寝る時クーラー付けてる?

「睡眠不足も熱中症に良くないらしい」と知ってる方は多いでしょう。

熱中症に限ったことではないですが、大体の体調不良は睡眠不足が大きな要因になり得ますね。

じゃあ、睡眠時間をしっかり確保できてればいいのか?というとそうでもありません。

いくら長く横になっていても

暑さにうなされて夜中何度も目が覚める…
朝起きたら寝汗びっしょり…すでにぐったり…

なんて状態では、とても「熱中症対策」にはなっていませんよね。

私が過去に経験した熱中症は、ほぼ夜のうちに知らずしらず脱水状態→仕事中に悪化して倒れる

というパターンでした。

朝の段階ではちょっと食欲が落ちてだるいくらいなのですが、いざ仕事で体を動かすと途端に症状が出てくるんです。

とはいえ、一晩中つけるのは電気代がもったいない…というのもわかります。

でも、いざ倒れたら病院にかかって点滴打ったりして節約した分のお金なんて吹っ飛んでいきますから、ココはぜひ「いのちだいじに」お願いします。

暑いのは嫌だけど、クーラーの風も同じくらい嫌!

という私みたいな方は、寝室の配置を変えて直接当たらないようにしてみたり、クーラーに付けられる風よけを利用してみてください。  

扇風機のみは生暖かい風が来るだけなのでオススメはしません。

が、扇風機しか持ってない!という方は保冷剤をファンの部分に固定して冷風にするという手もあります。

自作するのが面倒、やってみたけどうまく出来ないという方には、少々お値段張りますが扇風機専用の保冷剤もあります。

ホノベ電機 クールウィンド 冷え冷えくん

※クーラーほどの冷却力はないようなので、あくまでクーラーがない場合に仕方なく使うくらいのものとお考えください。クーラーとの併用なら◎

「日中はなるべく冷房の効いた部屋で…」温度設定は?

「暑いのが苦手だから、日中はなるべく涼しい部屋で過ごすようにしている」

それ自体は良いことです。

でも、もしかして、ちょっと寒気を感じるくらいの温度になっていませんか?

熱中症になりやすい人は、もともと体内の温度調節が苦手な傾向があります。

そんな中、気温差が激しい環境を行ったり来たりすると、それだけで体に相当な負担になってしまいます。

かといって外気温と変わらない暑い部屋にいるのはもちろん逆効果ですが、「肌寒い」と感じるのは冷えすぎだという意識は持つようにして、必要に応じて温度設定を変えてみましょう。

「おしゃれより快適さ」その格好本当に涼しい?

最近よく聞くようになった「綿よりポリエステル」という内容。

熱中症対策に気をつけている方はさっそくファッションに取り入れていることと思います。

確かにこれはそのとおりなんですが、一つ注意点があります。

それは「発汗時は」という条件付きであることです。

先程も、熱中症対策になりやすい人は体温調節が苦手だという話をしましたが

体温調節が苦手ということは、暑くてもなかなか汗がかけないということです。

ポリエステルはあくまで「汗がすぐ乾くから綿より良い」と言われているのであって

汗がかけない人の場合などは必ずしもポリエステルの方が良いとは言えない、ということは覚えておきましょう。

夏服を購入する時は、サイズの問題だけでなく実際に試着してみるのがオススメです。

同じ綿100%、ポリエステル100%なんかでも、生地の厚さや形状によって涼しさが全然違いますよ!

私は接触冷感ありの綿素材や、リネン素材の服をよく着ています。

下着は皆さんご存知であろうユニクロのエアリズム一択。

まとめ

いかがでしたか?

今回のポイントを簡単にまとめると

  • 水分補給は「こまめに、塩分、ノンカフェイン」!お酒ダメゼッタイ
  • 寝るときもクーラーを付ける!電気代より体が大事
  • 冷房は効かせすぎ禁物!寒くならない程度に
  • 涼しそうな格好より涼しい格好!自分に合った服を選ぼう

でした。

正しく予防して、今年こそ熱中症に負けずに過ごしましょう!

この記事が少しでもお役に立ったなら幸いです。

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